​空白 @Galleryせいほう

 自身の身体、行為、素材、時間など、様々な視座から「そこに在る」ということについて思索している。「空白」とはこの世界での一つの在り様であり、それについて考えることは、それを創り出す周囲の存在に目を向けいていくことだと感じている。

 私自身の身体を基点に、アルミの板を押し広げるように打ち出していくことで生まれたかたちは、虚空を内包する。またその表層は腐食によって白く変色し、時間や周囲の空間と緊密に関係する。

 私はこの世界が満ちていること、そして常に流れる時間への意識を通して、この世界を認識し、「在る」ということの在り様を現わしていく。


 

​空白 @御室仁和寺